ドリル (drill)

ドリル

穴あけ加工の方法は、大別して塑性加工と機械加工とがあります。機械加工の中には、切削加工、放電加工、レーザ加工等の多様な加工方法があり、一般的に切削加工による穴あけ加工が主流です。穴あけ加工の中には、ドリル加工、中ぐり加工、リーマ加工等がありますが、そのなかでもドリル加工が穴あけ加工の基本とも言える加工で、使用範囲も広く使用頻度も高い加工となっています。
従来、ドリルの工具材料として高速度工具鋼（ハイス）が主流でしたが、近年、高能率加工への要求が高まり、超硬合金を工具材料としたドリルが普及しています。