日本機械工具工業会

平成30年度 日本機械工具工業会賞

業界功労賞
故 木下 德彦 氏 冨士ダイス株式会社

功績の内容

 氏は、平成16年、創業者新庄鷹義氏を後継し社長に就任。平成18年には、当協会役員として永年中枢で牽引された新庄鷹義氏から懇親担当常任理事を引き継がれた。平成19年に関東地区、その後、協会賞、特許、2期目の関東地区担当理事を歴任。さらに旧、日本工具工業会との統合後は副会長兼コンプライアンス委員長を担当されるなど、それぞれの団体において主要役員として活躍された。
関東地区担当理事時代には全員参加、会員協調の基本理念を具現化され、21,22年度には副理事長兼協会賞選考委員長として、特に中小・中堅会員の応募件数の増加策に腐心され、『作業・事務・生産技術等の改善賞』の選考評価、ノウハウの開示問題など、改善賞の客観性評価の難しさに一石を投じられた。

また、新庄基金の設立に際しては、「会社の業務は全て重要であり、永年にわたり決して目立った存在ではないが、黙々と業務に励み会社の発展になくてはならない方」を表彰したいとし、先代の意向を基に『新庄(陰徳の士)賞』を設けられた。


太田 拓夫 氏 元三菱マテリアル株式会社、元三菱マテリアル神戸ツールズ株式会社

功績の内容

 氏は、平成15年5月、日本工具工業会副理事に就任、副理事長を1期2年、平成17年からは、日本工具工業会第9代理事長を1期2年務められた。また、超硬工具協会でも平成元年から2年間総務委員長として活躍された。

 日本工具工業会の4年間の理事長、副理事長の間、フランクな人間性を発揮され、会員同士の融和に取り組まれ、工業会の活性化に貢献頂いた。